電子ガジェットで遊んだり、自作PCいじったり、ロボットで遊びたい。機械も好きです

組込みソフトの安全設計の教材基板を組み立てた話

組込みソフトの勉強ふたたび

 最近、マイコンの勉強熱が再燃しており、昔購入して積み上げていた書籍を掘り起こして眺めています。というのも、ずいぶん前にほっぽり出してしまったモータ制御の勉強を何とか再開できないかなと思ったからです。何に躓いたのか分析したのですが、どうもソースコードマイコンの動作の理解に時間がかかっていたことが原因の一つっぽいんですよね。
という訳で、とりあえずマイコンのプログラミングに苦手意識がなくなるくらいを到達目標に、ルネサスマイコンに触ろうと思ったわけです。

書籍は↓の「組込みソフトの安全設計: 基礎から二足歩行ロボットによる実践まで」という本です。著者を見ると元松下電工の方だそうで、製品安全規格から入って、S/Wの安全についてどのように設計トレーサビリティを確保するかの方法論を説明しており、メーカ技術者っぽい内容です。マイコンの入門書というより、規格要求に沿ったマイコンの設計手法の解説書って感じですね。

組込みソフトの安全設計

挿絵がかわいいです

教材購入&組立

 購入当時は流し見して終わりだったんですが、改めて読むと要求分析から機能展開、アーキテクチャ設計、プログラムへの落とし込みまでstep by stepできちっと書かれていてます。本教材に沿えばある程度は身に付きそうだな、ってことで教材基板も購入して実際に手を動かしてみることにしました。
教材はルネサスマイコンのRL78を用いており、マイコンのみ実装済みの基板がマルツオンラインから購入できましたが、私の購入で最終在庫だったようです。回路図・部品表は書籍にも載っており、ユニバーサル基板の製作も想定されているようです。

www.marutsu.co.jp

1週間の合間を縫って製作しました。カーボン抵抗が使われたりと素人にも優しい仕様です。LED・スイッチ・MOS-FETは相当品に変更しています。

教材購入&組立

電池パックのコネクタ組立が残ってますが、後日やっておこうと思います。