はじめに:赤ちゃんを見守りたい
うちには生まれたばかりの赤子がいます。先日妻から、
「見守りカメラが欲しい」
との依頼を頂きました。
今は市販品でも手に入るのですが、後々何かできるかもと思い(自分の勉強も兼ねて)、Raspberry Piを使ってスマホから赤ちゃんの様子が見れる監視カメラを作ることにしました。
(何番煎じかわかりませんが…)
目次
- はじめに:赤ちゃんを見守りたい
- Raspberry Pi Zeroとかの準備とセットアップ
- Raspberry Pi Zeroの組立(ピンヘッダカット)
- Raspberry Piの固定方法
- スマホから配信動画を表示する
Raspberry Pi Zeroとかの準備とセットアップ
というわけで、だいぶ前に購入したまま使ってなかったRaspberry Pi Zero WH、ラズパイカメラv2、公式ケースを使って、監視カメラを作ります。
※上記のリンクでRaspberry Pi Zero WHはピンヘッダが付いてますが、今回のシステムを作るなら、ピンヘッダが付いていない「Zero W」の方がおすすめです。(理由は次の章で)
ラズパイのセットアップや初期設定はこちらのサイトがわかりやすいです。
動画配信には定番のMJPG-Streamerを使います。ネット上にはいろいろと作例がありますが、今回はハイパー猫背さんという方の下記サイトを参考にさせていただきました。
ラズパイ監視カメラを作成し、スマホから遠隔で見てみた | ハイパー猫背
Raspberry Pi Zeroの組立(ピンヘッダカット)
組み立て始めてまず失敗したことに気づきました。
ピンヘッダが邪魔でカメラ穴付きの蓋が閉まりません。
「まぁそこまで高いもんでもないか」とピンヘッダをニッパーで切断しました。腕があれば半田付けを裏から外してもいいと思います。自分は時間の都合と、半田が残ってショートしたら嫌だったので、物理で攻めることにしました。
これでピッタリ閉まってくれます。カメラ用のフレキシブルケーブルが馴染むまではしばらく輪ゴムで押さえました。
Raspberry Piの固定方法
固定用クリップはコスト重視で百均のフレキシブルスマホスタンドにしました。
キャンドゥでフレキシブルスマホクリップ買ったんですが、めちゃ固いと思ったらφ3の金属の芯線の切断面が見えた。
— ゴダイ@重電男子_Godai-san (@kawazuguchi) May 24, 2021
クリップ、ねじりバネ、ピンが2セットにアーム、これで100円はすごいかも。 pic.twitter.com/qjAcgiXuAh
最近の重たいスマホを保持するのは厳しいかもですが、バッテリーのないRaspberry Piなら問題なさそうです。
iPhone SE2は厳しそうだけど、ラズパイzeroなら大丈夫そう。 pic.twitter.com/1faKpvIiLg
— ゴダイ@重電男子_Godai-san (@kawazuguchi) May 24, 2021
スマホから配信動画を表示する
とりあえず動作確認です。さきほどのハイパー猫背さんのサイトを参考にします。
- ラズパイZEROを起動しおうちのWifiに接続する
- MJPG-Streamerをターミナルから起動させる
- おうちのWifiに接続しているPCでブラウザを開き、URLを打ってラズパイ上のMJPG-Streamerにアクセスする
で、設置状況と配信動画の表示結果がこちら。うまくいったみたいですね。
同じWifiに接続している機器であればスマホからでも見ることができます。
これを赤ちゃんのベビーベッドの近くに設置すれば完了です。