電子ガジェットで遊んだり、自作PCいじったり、ロボットで遊びたい。機械も好きです

DCモータの特性を測った話

マブチのDCモータの特性を調べる

こんにちは、もれなみです。
前回の記事の通り、モータ制御の勉強本を買ったので、早速遊んでいきたいと思います。
※この記事では実験の全体の流れと、学習キットで実験する上で躓いたポイントや工夫したところをまとめています。技術的なコンテンツは本誌を確認いただければ幸いです。

高トルク&高速応答! センサレス・モータ制御技術 (パワー・エレクトロニクス・シリーズ)

ちなみに今回の実験ダイジェストはこちら↓。

今回の実験ゴール

今回のゴールはDCモータ特性の実測です。より具体的には、

  • 巻線抵抗    
  • 巻線インダクタンス 
  • 電気時定数   
  • 発電定数(回転数と端子電圧の関係性)    
  • イナーシャ(慣性モーメント)

のうちのイナーシャを除くパラメータを実測します。 これらの実測パラメータを用いることでDCモータの機械的運動方程式と電気的な回路方程式を結びつけることができるようになるようです。 もっと詳しい話は勉強本はもちろん、こうへいさんという方のサイトMathworksのチュートリアルに解説が載っていますので、ご参照ください。

実験キットから買い足し

今回の実験回路は以下の通りです。勉強本の第2章の実験で、実験としては1つ目なのですが、早くもキットから買い足しが必要なようです。

実験回路

買い足すパーツは以下の通りです。記事の最後に購入例のリンクを載せておきます

  • モータB(RE-140RA)
  • Φ2-Φ2のカップリング
  • 電流センサ(※)
  • 単三電池×1個
  • 電池ボックス
  • オシロスコープ(今回はAnalog Discovery 2)
  • 配線材料(ブレッドボードや端子台)

※勉強本では、電流センサにLEM社のLTS6-NPを用いた自作基板が紹介されていましたが、当該部品は生産中止で代替品も1個4,000円と個人には割高だったので代替品を使用しました。

今回はAllegro社のACS712というチップの±5AのモジュールをAmazonから購入し実験していましたが、どうもこれが模造品?だったようでちょっと問題が発生しました。(当該品は'22-6/11時点でリンク切れ)

電流センサモジュールACS712(5Aモデル)…模造品?

オシロスコープは、2ch、20ksps以上、入力電圧15V以上のものあれば多分OKです。1msあたり20点くらい計測できればほしいデータは得られると思います。

実験条件

で、組んだ回路がこちら↓。

実験回路

今回の実験では下表のとおり全部で3つの条件で計測を行います。①は実験系の出力確認なので必須ではないです。また、オシロスコープが3ch以上あれば①と②は同時に計測できます。

条件 状態 ch1 ch2 取得パラメータ
電圧印加 モータA電流 モータA電圧
電圧印加 モータA電流 モータB電圧(端子オープン) 発電定数
軸を拘束して電圧印加 モータA電流 モータA電圧 巻線抵抗、インダクタンス

電流センサがおかしい…

で、計測を始めたものの、どうも勉強本と結果が合いません。

軸拘束時(ストール時)のオシロ波形

電流センサのデータシート上では、±5Aのモデルは0AがVcc/2、そこから変換係数185mV/Aで電圧出力するはずなのですが、上の波形(ストール条件)でこの通り計算すると、

 283 [mV ] / 185 [mV/A] ≒ 1.53[A]
 0.67 [V ] / 1.53 [A] ≒ 0.44[Ω]

となります。
さすがにモータの巻線抵抗が40%近く外れるのは考えにくいので、安定化電源で調べたところ先ほど述べた電流センサの変換係数がデータシートと違うようでした。

(そもそもチップに印字されている型番の末尾の"-05A"が公式のデータシートの"-05B"と違っているのでちょっと怪しいなぁと思っていましたが…)

こちらの作業は安定化電源を引っ張り出して0.2Aピッチで電流制限をかけながらちまちま計測しました。

安定化電源で変換係数を計測

再測定

気を取り直して再測定しました。結果は以下の通り。ちょっと抵抗値が大きいですが、まぁこんなもんでしょう。ブラシの切り替わりで回転数を推定するのがミソです。

  • 巻線抵抗:0.85 Ω
  • 巻線インダクタンス:0.26 mH
  • 電気時定数:0.31ms
  • 発電定数:0.000154 V/rpm

実測値による発電定数の計算
実測値による巻線抵抗、インダクタンスの計算

買い足したもの

今回の実験では学習キットから追加で以下のものを用意しました。参考例として載せておきます。

akizukidenshi.com

モータ制御の本とキットを買った話

はじめに:モータわからん

こんにちは、もれなみです。
少しモータの制御の知識が必要になったので、勉強しようと思い参考書を買うことにしました。 で、本屋で立ち読みしたりレビューを読み漁ったりしたのですが、結局こちらを購入しました。(といってもしばらく積読でしたが・・・)

モータ勉強参考書

安定のトラ技です。 著者の一人は元日立のエンジニアの方で、立ち読みして良さそうだったのと学習キットが別売りで販売しているのが決め手でした。学習キットは高額ですが、ゼロから勉強環境を構築するほど時間に余裕はないのでこういうのはありがたいです。こちら↓のサイトから購入できます。

shop.cqpub.co.jp

届いた

で、キットが到着したのでとりあえず段ボールからこちらのケースに入れてみました。 (一部キット以外のものも入っていますが)

セットをケースに

以下、キットの内容を確認します。

こちらにスペックがありましたので転記しておきます。

項目 内容 備考
型式 BLY171S-15V-8000
定格電圧[V] 15
定格出力[W] 26
定格トルク[Nm] 0.0310708 4.4 [oz-in]
定格回転数[rpm] 8000
トルク定数[Nm/A] 0.01398187 1.98 [oz-in/A]
逆起電力[V/rpm] 1.14×10-3
巻線抵抗(線間)[Ω] 0.35
インダクタンス(線間)[mH] 0.35
慣性モーメント[kg・m2] 2.40×10-6 0.000340[oz-in-sec2]
重量[g] 300
  • DCモータ
    マブチの工作用モータです。正確な型番はRA-140A-2270です。コネクタが実装済みです。

  • ACアダプタ・USBケーブル
    ACアダプタは秋月電子これです。

あとは簡単な説明書とサンプルコード入りのCDでした。

とりあえず動かす

説明書を読むと到着時に動作テストをしてくれ、とあったので指示通りに動かしてみました。

うん、大丈夫そう。基板右下のボリュームを回すと回転が正転・逆転します。LEDはエンコーダの値?っぽいですね。

結構高かったのできちんとやり切りたいですが、さてどうなることやら…。
のんびりペースになりますが、勉強していきたいと思います。

Raspberry Piと赤外線カメラで赤ちゃんが寝ている間も見守りたい話

はじめに:夜中でも見守りたい

先日、Raspberry Pi Zeroを使って見守りカメラを作った記事を書きました。

Raspberry Piとカメラで赤ちゃんを見守りたい話 - メカトロらぼにくす

あれから設置箇所を変えたりして、キッチンで料理するときやトイレに行くときなど、日中のちょっとした時に活躍しています。
しかし最近、夜、赤ちゃんが寝かしつけた後にちょっと寝室を離れたいといったシーンが出てきました。
というのも、最近我が家の赤ちゃんも寝返りをするようになってきたんですが、低月齢の幼児はうつぶせ寝をさせない方が良い(窒息や乳幼児突然死症候群のリスクがあるとか)ので、あまり目を離さないようにしたいとのこと。

 目次

赤外線カメラを導入

前回の記事では、ラズパイカメラv2を使いましたが、今回は夜の暗闇でも使用できる赤外線カメラを使用します。赤外線カメラは人間の可視範囲外の光(赤外線)に対し感光する素子を搭載したカメラで、赤外線を投光するLEDが付属されたものを購入するのがいいです。前回同様、ストリーミング配信用のRaspberry Pi Zeroを一つ用意します。

今回購入したのは↓の商品と、改造用のフォトレジスタを使用しました。

www.amazon.co.jp

akizukidenshi.com

あとカメラの設置用として、家にあったタミヤのユニバーサルアームセットとダイソーの壁紙用フックも使いました。

www.amazon.co.jp

どうでもいいですけど、↑の赤外線カメラ、広告写真は3眼カメラのように見えますが、実際の製品は両側二つが赤外線の投光LEDです。まぁいかにもって感じですよね。

赤外線カメラの組立

カメラが届いたので開封して組み立てていきます。

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開封の儀(隣のラズパイZeroは前回使ったものです)
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とりあえず内容物の確認

ラズパイZero用のフラットケーブルやドライバーも入っていました。全部入りって感じが助かりますよね。 組み立ては簡単で、カメラモジュールと赤外線ライトモジュール×2をねじ止めするだけです。回路はねじ止めによる接触で給電する設計です。ヒートシンクはLEDライトと、カメラモジュール用みたいです。

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取説通りに組み立てればOK
で、付属のケースに組み立てれば・・・
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組み立て完了

これで組立は完了です。

赤外線カメラの動作確認

早速ラズパイに接続して動作確認をします。カメラが動いているときは赤色のパイロットランプが点灯し、赤外線ランプ点灯時には紫色のLEDがうっすら点灯します。

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電源ON

ちなみに動作中に赤外線ライトモジュールの電圧を計測したらほぼ3Vでした。

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赤外線ライトへの給電はほぼ3V

赤外線カメラの調整(→イマイチ)

今回このカメラを選んだ理由の一つに

「環境光に合わせて赤外線LEDのON/OFFや明るさを調整できること」

があります。目に見えないとはいえ赤外線をバンバン照射されるのは嫌ですし、部屋が明るい時は消えてほしいなぁと思いまして。
※ちなみに今回の赤外線カメラは屋外環境で使用すると、太陽光に含まれる赤外線にも反応してしまい映像が全体的に紫っぽくなるので注意が必要です。

というわけで製品を見てみると、赤外線LEDの横にフォトレジスタが付いていて、このフォトレジスタに当たる光で回路の抵抗が変化して赤外線LEDの明るさが変わり、当たる光がある明るさ以上なると赤外線LEDの点灯が消える、という仕組みのようでした。ちなみに反対側に感度を調整するためのネジもついています。

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ただし、↑のツイートにも書いてますが感度調整は結構いまいちで、限界設定でも↓のストリーミング画像のように、明るい部屋の中でも赤外線が照射されてしまいます。スマホのライトでカメラに向かって直接光を当てでもしないと赤外線LEDがOFFになりません。

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屋内の環境光と映像の様子

フォトレジスタの追加

このままでも使えないこともないですが、ちょっと使い勝手が悪いのでフォトレジスタをもう一つ設置しました。フォトレジスタは明るいほど抵抗値が下がる素子ですので、背面に並列にもう一個設置することで、

  • 全体の抵抗が下がる
  • 前面・背面どちらかが明るければ検知してくれる

という狙いでした。

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フォトレジスタの背面にもう一つフォトレジスタを追加する

結果として、思ったよりいい具合になり、暗いとON/部屋のライトを付けるとOFFになるように調整できるようになりました。

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室内のライトで赤外線LEDが消えるようになりました!(右側の赤外線LEDは常時OFFにしてます)

カメラの設置

最後はカメラの設置です。ダイソーの壁紙用フックとユニバーサルアームを使います。↓の壁紙用フックは後ではがしても跡がほとんど残らないので結構おすすめです。

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ダイソーの壁紙用フック。おすすめです
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タミヤのユニバーサルアームセット

これをこうして、 f:id:kawazuguchi:20210920013727p:plain こうして、 f:id:kawazuguchi:20210920013801j:plain これでOK、設置します。

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設置完了!

設置の際、「カメラやラズパイの重心」と「壁」の間に紐を通して、カメラやラズパイにかかる重力と壁から受ける抗力のモーメントをうまくキャンセルするように吊るす必要があります。 あとビニール紐は基板の熱いところに接して溶けるリスクがあるので、後々変更したいと思います。

Raspberry Piとカメラで赤ちゃんを見守りたい話

はじめに:赤ちゃんを見守りたい

うちには生まれたばかりの赤子がいます。先日妻から、

「見守りカメラが欲しい」

との依頼を頂きました。
今は市販品でも手に入るのですが、後々何かできるかもと思い(自分の勉強も兼ねて)、Raspberry Piを使ってスマホから赤ちゃんの様子が見れる監視カメラを作ることにしました。
何番煎じかわかりませんが…)

 目次

Raspberry Pi Zeroとかの準備とセットアップ

というわけで、だいぶ前に購入したまま使ってなかったRaspberry Pi Zero WH、ラズパイカメラv2、公式ケースを使って、監視カメラを作ります。

www.switch-science.com

www.switch-science.com

www.switch-science.com

※上記のリンクでRaspberry Pi Zero WHはピンヘッダが付いてますが、今回のシステムを作るなら、ピンヘッダが付いていない「Zero W」の方がおすすめです。(理由は次の章で)

www.switch-science.com

 
ラズパイのセットアップや初期設定はこちらのサイトがわかりやすいです。

動画配信には定番のMJPG-Streamerを使います。ネット上にはいろいろと作例がありますが、今回はハイパー猫背さんという方の下記サイトを参考にさせていただきました。

ラズパイ監視カメラを作成し、スマホから遠隔で見てみた | ハイパー猫背

Raspberry Pi Zeroの組立(ピンヘッダカット)

組み立て始めてまず失敗したことに気づきました。
ピンヘッダが邪魔でカメラ穴付きの蓋が閉まりません。

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蓋が閉まらない

「まぁそこまで高いもんでもないか」とピンヘッダをニッパーで切断しました。腕があれば半田付けを裏から外してもいいと思います。自分は時間の都合と、半田が残ってショートしたら嫌だったので、物理で攻めることにしました。

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ピンヘッダをカット(もったいない)

これでピッタリ閉まってくれます。カメラ用のフレキシブルケーブルが馴染むまではしばらく輪ゴムで押さえました。

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ぴったり

Raspberry Piの固定方法

固定用クリップはコスト重視で百均のフレキシブルスマホスタンドにしました。

最近の重たいスマホを保持するのは厳しいかもですが、バッテリーのないRaspberry Piなら問題なさそうです。

スマホから配信動画を表示する

とりあえず動作確認です。さきほどのハイパー猫背さんのサイトを参考にします。

  1. ラズパイZEROを起動しおうちのWifiに接続する
  2. MJPG-Streamerをターミナルから起動させる
  3. おうちのWifiに接続しているPCでブラウザを開き、URLを打ってラズパイ上のMJPG-Streamerにアクセスする

で、設置状況と配信動画の表示結果がこちら。うまくいったみたいですね。
同じWifiに接続している機器であればスマホからでも見ることができます。

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設置状況

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ストリーミング映像

これを赤ちゃんのベビーベッドの近くに設置すれば完了です。

CPUクーラをIS-40Xに変えた話

アイネックス社のIS-40Xを買いました

自作PCのクーラを交換するために新しいCPUクーラを買いました。

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購入したIS-40X。改造用に耐熱ゴムと塩ビシートも

今のPCの構成上できるだけ薄いクーラーを選ぶ必要あり、Noctua NH-L9a-AM4と悩んだ末、アマゾンレビューもそこそこで値段が半額以下のアイネックス社のIS-40Xにしました。

Amazon | アイネックス Intel&AMD用 薄型CPUクーラー IS-40X | AINEX | パソコン・周辺機器 通販

結論として、まぁ値段相応で、PCを机の上や横に置く人はファンの音が気になるかもしれないです。自分はそんなに気にならない人なので十分でした。

続きを読む

ROSの参考書とバージョンの話

結論から言うと「ROSの勉強本に掲載されているバージョンが古いとできないことがあるかもよ」という話。

現在、ROSを勉強しています。

 

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ROS参考書

ROSではじめるロボットプログラミング―フリーのロボット用「フレームワーク」 (I・O BOOKS) | 小倉 崇 |本 | 通販 | Amazon

 実用ロボット開発のためのROSプログラミング | 西田 健, 森田 賢, 岡田 浩之, 原 祥尭, 山崎 公俊, 田向 権, 垣内 洋平, 大川 一也, 齋藤 功, 田中 良道, 有田 裕太, 石田 裕太郎 |本 | 通販 | Amazon

「参考になりそうだな」と思って適当に買いましたが、左はUbuntu 14.04(ROSのバージョンはindigo)、右は16.04(同kinetic)がベースになっています。

3Dシミュレーションなど結構重たい処理も多そうだったので、去年の夏に組んだ自作PCにUbuntu18.04とROS melodicを入れて進めていましたが、melodicでディスコンになったパッケージ(kobukiやPR2)もちらほらあるようで、ちょこちょこ躓いてます。

 

なので結構進めたんですが、思い切って16.04の環境を構築し直しています。

が、自作PCに16.04を入れると無線LANを認識してくれなくてこれまた躓いています。

 

この手の本で勉強するときは出版後のサポート(情報のアップデート)があるかないかも重要です。

 

(同日 追記)

とりあえず、大きな問題はクリアしたので何となく躓いたところをメモ。

結局、「無線LANを認識させる」「グラフィックドライバを入れる」の2つを解決したら概ねOSは動かせるようになりました。

・有線LANでネット接続

無線LANの認識 →開発版カーネル(-edge)を適用でクリア

Ubuntu 16.04のKernelをより新しいバージョンにアップグレードする - Sickly Life Blog (hatenablog.com)

Grubのデフォルト解像度を変更(ドライバを入れるまでのつなぎ)

grub2 — Ubuntu 18.04でログイン画面の解像度を変更する方法 (it-swarm-ja.tech)

・グラフィックドライバを入れる →NVIDIA公式サイトからDL&コンソールモードでRUN

 ubuntu18.04にnvidiaドライバを入れるの苦労した - Qiita 

Ubuntu17.10にNVIDIAドライバをインストールしてみた。 - Qiita

GUIの停止は16.04の場合、[sudo service lightdm stop]

 

次はkineticのインストール。

 

ツインドリルジェットモグラ号をスマホから操作した話

ツインドリルジェットモグラ号を買いました

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「メイカーとスタートアップのための量産入門」という本を少し前に買って読んでおりました。

著者は学研で「大人の科学」の付録を長年ご担当された方です。 日本大学木村秀政研究室のご出身と聞くと航空機ファンの方は胸が熱くなるかも。

メイカーとスタートアップのための量産入門 ―200万円、1500個からはじめる少量生産のすべて (Make: Japan Books) | 小美濃 芳喜 |本 | 通販 | Amazon

 

で、読んだ後に気になっていた連動企画の「ツインドリルジェットモグラ号」の在庫がじわじわ減っているのを横目に見ていたが、この度micro bitとともに購入。

ツインドリルジェットモグラ号--在庫限り - スイッチサイエンス (switch-science.com)

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iphoneから動かしてみた

 サンプルプログラムが公開されていますが、こちらではあらかじめ決まった動きが入ってますのでもう少し遊びたいなと、iphoneの公式アプリからBluetoothで操作できるプログラムを作りました。

v4_jet-mole-smartphone

  …まあこんなもんかな。ブロックプログラミングは初めてでしたけど、悪くないですね。

 

ちなみにこの公式アプリが結構曲者で、記事作成時点では、接続を切るたびにiphoneの設定画面側からペアリング登録を削除してあげないと、再度アプリ側でペアリングできませんでした。

あと、このアプリからmicro:bitを操作をする場合、micro:bit側のメモリを結構食うらしく、最初「ボタン検出時に関数を呼び出す」ように書いたら動かなかったので「動作定義の変数で分岐ループ+ボタン検出で変数書き換え」にしました。(たぶんこっちが普通)

V2ではRAMが大幅アップ(16kB→128kB)されているとのことなので、そちらならもう少しいろいろできるかもしれません。